商品開発の相談を受ける時、私たちはまず「これは商品として売るのか、ブランドとして育てるのか」を尋ねる。この二つは、意思決定の粒度がまったく違うからだ。
条件1. 「なぜこの商品なのか」が言語化されている
スペックの説明は誰でもできる。だが、「なぜ、我々でなければ、この商品でなければならないのか」に一言で答えられる商品は少ない。この言葉が定まっていないと、パッケージも広告も、常に迷い続ける。
条件2. 二度目の理由が、企画に含まれている
初回購入の理由と、リピート購入の理由は違う。ブランドになる商品は、二度目の理由を最初から設計に含めている。処方の変化、体験の変化、あるいは物語の展開。
条件3. 語られる余白が、商品にある
使い手が、自分の言葉で語りたくなる余白。過剰なコピーで埋め尽くされた商品は、SNSで語られない。ブランドは、語られる場所を残す設計をしている。
売れる商品は「機能」から始まる。ブランドは「意味」から始まる。
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商品開発から、ブランドとして育てるまで。
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